1．自立や日常生活充実に向けた支援

放課後等デイサービスを利用する児童は「個別支援計画」に基づいて必要な支援や療育プログラムが決まります。

• 手洗い、歯磨き、トイレなどの日常生活支援
• 給食やおやつの提供
• 余暇の提供
• イベントやレクリエーションの実施
• 地域活動や季節の行事への参加

児童一人ひとりに必要なケアは違いますが、児童が安全に過ごせるように見守りながら、発達と自立支援を中心に行います。放課後等デイサービスではメインになるお仕事です。

2．創作活動や遊びの提供

表現する楽しさや遊びでの刺激を通して、発育を促進する活動を提供します。活動の中で他人との関わり方を覚え、成功体験を積み重ねることが目的です。創作活動では楽器・書道・絵画・工作など、子どもが好むものを中心に行います。その中で子どもの得意とするものや才能を見つけることも重要なお仕事です。

3．学校と自宅間の送迎

放課後等デイサービスを利用する児童たちは、以下のような経路で移動します。

• 平日：学校→放課後等デイサービス→自宅
• 休日：自宅→放課後等デイサービス→自宅

この移動の送迎を行うのも放課後等デイサービススタッフのお仕事です。学校がある日は下校時に学校に迎えに行き、施設の終了に合わせて自宅に送り届けます。学校がない日は自宅に直接お迎えに行く点が、幼稚園やスクールバスの送迎とは違う部分です。また、バスの乗り降りの支援も必要に応じて行います。児童の障害や特性に合わせて、送迎以外のケアが必要です。

4．事務手続きや保護者支援

児童と直接接する以外にも、日誌や記録、書類などを作成するのもお仕事の内です。電話やメールの対応もあります。また、保護者からの相談や必要に応じて面談を行い、その報告をすることもお仕事です。障害を持つ子どもの保護者は悩みを抱えることが少なくありません。それを抱え込まないように聞き出し、負担を軽減することも放課後等デイサービスの重要な役割です。